創刊以来、最も充実した時期
2016年1-3月期は、The Povertistにとって大きく一歩前進するターニングポイントとなりました。その要因の一つは、多くの実務家から記事を投稿いただけたことです。国連開発計画(UNDP)の二瓶さん、国連食糧農業機関(UNFAO)の國武さん、国連女性機関(UNWOMEN)の高橋さん、国際協力機構(JICA)の室谷さん、竹内さん、狩野さん、伊藤さん、青年海外協力隊(JOCV)の中田さん、ロンドン大学教育研究所(IOE)の貝瀬さんが執筆しています。
こうしたことから、現場のリアリティや最先端の情報を伝える質の高い記事を掲載することができました。記事の本数を見ても、過去最多の52本。質と量ともに、The Povertist創刊以来、最も充実した期間だったと思います。
事業報告
別の記事でご説明の通り、The Povertistでは閲覧数(PV)よりも誰に読んでいただいたかを重視しています。PVは一つの指標にしかすぎませんが、今回から参考までにご報告したいと思います。
上記のような好条件が重なったことから、創刊3年目を迎える今期は好調な滑り出しとなりました。PVは5.3万件で前期比+22%となっております。PVが集まる傾向としてはやはり、一般向けの解説記事でアクセスが伸びています。たとえば、3月14日掲載「UNDPとJICAの予算と職員数の比較が面白い」は最もPVが伸びた記事の一つです。一方、より踏み込んだオピニオン記事も注目を集めました。たとえば、3月17日掲載「海外ドナーによる開発援助と被援助国の自助努力は両立し得るのか?」は、ソマリランドとバングラデシュを比較し援助の在り方を議論し、注目を集めた記事の一つです。
このほか、年齢、ジェンダー、SNSフォロワー数などのデータをまとめています。事業報告の詳細については、媒体資料 (2016年1-3月期)をご参照ください。