英国サセックス大学開発学研究所(IDS)は、今年で設立50年を迎える。英国開発庁(DFID)のブレーンとして、世界の開発業界・援助潮流のブレーンとして牽引してきた。
このたび、50年を記念して論文集を発表した。開発学のこれまで、現在、そしてこれからをテーマとした読み応えのある構成となっている。
開発援助潮流の系譜だけでなく、これから何が起こり、何が課題となっていくかの展望が興味深い。
たとえば、これまではジェンダー主流化がトピックだったが、セクシュアリティ(同性愛を含むトピック)もトピックとして議論されている。
気候変動、都市化、社会保障、ガバナンスなど、幅広いトピックを扱っているため、ご自身の専門分野について目を通してみてはいかがだろうか。
参照:Development Studies – Past, Present and Future